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    ヘルニア体験記(L5/S1)② ~ヘルニアと診断 投薬治療始まる
    今回は病院でのお話です。


    私は手術を受けるにあたり、別々の病院で二人のお医者様に診てもらいました。

    自らセカンドオピニオンを探して・・・ではなく、流れでそうなったのですが
    これは結果的にとても良かったことなのでは?と今は考えています。


    最初に診て頂いた先生を A病院の A先生 
    二つ目の病院の先生を  B病院の B先生  とします。

    今考えても「うーん・・・?」と思うのですが、
    私のすべり症・ヘルニアについての二人の先生の診断は、かなり異なるものでした。

    ******************************************************************** 

    初めてA病院に行ったのは痛み出してから約2ヶ月の頃。
    比較的自宅から近い場所です。

    MRIを撮影した結果、L5/S1のヘルニアという事が分かりました。
    (5個ある腰椎の一番下の骨と仙骨の間にある椎間板です。)
    診察ではA先生から下記のようなお話がありました

    1.ヘルニアのサイズとしては小さ目。破裂はしておらず多分「膨隆型」でしょう。

    ヘルニアははみ出し方にも種類があり、膨隆型、脱出型、遊離型などがあります。

    私の膨隆型は文字通り、押されて「膨らんで」通常の位置からはみ出した状態。
    神経を圧迫しているので痛みも出ますが脱出型や遊離型に比べれば程度は軽いです。

    脱出型はもっと強く圧がかかったために椎間板の組織が破れて、中心にある髄核が飛び出てしまっている状態です。
    よくヘルニアはあんぱんで例えられますね。
    中のあんこが周りのパンの部分を破って飛び出したような状態です。

    遊離型は、さらにその飛び出たあんこ(髄核)や周りの繊維輪(パン)がちぎれて通常の位置から移動してしまった状態です。
    聞いているだけでも痛そうです・・・。


    痛みの程度や大きさはこの中では膨隆型が一番軽いのですが、その分自然治癒の可能性が低いとされています。
    破けてあんこが飛び出している突出型や遊離型の方が、痛いけれども治りやすい事がわかっているんですね。

    これは何故かというと、

    「破れた椎間板に炎症細胞の侵潤がおこることで、炎症細胞(マクロファージ)が椎間板の貪食と分解を行う」から。

    ・・・・専門用語って難しくないですか(^^;?


    ニキビとおんなじで、破けちゃった方が治りが早いよね、って事と同じに考えて良いのではないでしょうか。
    身体の自然な反応で、傷がある所を細胞が修復してくれるわけです。

    治癒までの期間は個人差もありつつ、大体3ヶ月以内。
    昔はすぐに手術という選択もされていましたが、最近はこういった事が明らかになっているのでヘルニアと診断されてもまずは安静と鎮痛剤による加療がオーソドックスになっています。


    ・画像を見るとヘルニアが当たっているのがS1の神経。滑りで障害が起きるとしたらL5でしょう。
     現在痛みの出ている範囲もS1の神経範囲なので、今回の痛みはすべりとは関係なくヘルニアによるものでしょう。


    これもまたちょっと難しい話になってしまいますが、すべり&ヘルニア両方の方には大切なお話。

    身体のどこかに痛みが出ている場合、その場所がはっきりしている事で
    「何番の神経に障害が起きているから痛いのだ」と判断する事が可能です。
    (ここでは主に神経由来の筋肉・皮膚の痛みのお話です)

    脊髄神経は頸椎から仙椎まであり、背骨の辺りから身体の左右に広がっています。
    葉っぱの葉脈みたいな感じですね。
    それらの神経はそれぞれ担当している身体の範囲が決まっており、
    痛む場所から逆に悪さをしている神経を推測する事が可能なのです。
    その範囲を説明している図がこちら。



    デルマトーム図は作成者によって若干違いがあったり、人によってはキレイにこの通り症状が出ないことも
    あるようですがまぁ大体こんな感じで分かれているということです。

    私の場合だと、右のお尻の真ん中部分、太ももの裏側、ふくらはぎの裏側が痛い。
    全部身体の裏側の面です。横側ではなく、裏側。

    これをデルマトームでみてみると、確かに大体S1の支配範囲です。
    ヘルニアが当たって圧迫しているのがちょうどS1の神経なので、痛みはヘルニアからきていると思ってよいでしょうというお話でした。

    もしも今回の痛みの原因がすべりから来ているのであれば、裏側ではなくL5の範囲である横側が痛くなるはずということ。
    図の濃い緑色の部分です。
    A先生は何度もMRI画像を確認しながら、ヘルニア・私のすべった腰椎・神経の位置関係を教えてくれました。

    すべり持ちの私はとにかく固定手術が必要な程悪化した、という事が一番怖かったので
    このA先生の説明にホッとしました。
    身体の中の事なので画像診断で初めて明確になった訳ですが、この時の先生の判断が最後まで私の中にずっとありました。
    とにかくヘルニアなんだ、すべりじゃないんだ、と。

    ・すべりは最終局面。ここまですべりが来てるともう悪くなりようがない。

    これは良かったことの一つでした。
    なんだか文字だけ見るとヒドイ状態のようですが、そうではなくて逆にある程度これで固定されてますよ、今はあまり不安定性はないですよという意味だそうです。
    変な言い方ですが「滑れるところまで滑った」というか。

    そう言われて考えてみると、もっと若い頃は突然「ビキッ!!!」というような稲妻が走ったり骨盤全体が軋むような痛みに悩んでました。
    好不調の痛みの波も割と大きかった気がします。

    すべり症の方なら分かる・・・かな?
    あくまでも推測ですが、ああいった痛みは腰椎の不安定性に由来しているような気がします。

    いま固定されていれば痛くないかというとそうではないので、腰痛とはトモダチなのですが
    すべりの悪化には必要以上にビクビクしなくてもよし、という事が画像診断で初めて分かりました。


    ・ヘルニアやすべりの有無が全て痛みに直結するわけではない。今後どういう病院にかかるかは大事。

    ヘルニアが自然治癒することは先に書きましたが、自然消失が起こらなかったとしても
    痛みがなくなってしまう場合があります。痛みが消えたのに画像撮影するとヘルニアはまだ残ってると。

    他にもヘルニアが残っていながら神経がヘルニアを避ける、なんて反応もあるそうです。
    痛みから逃げるように神経が体の中で自分で動いてくれるんでしょうか。
    人間の身体ってスゴイ、としか言いようがありません。これこそまさに自然治癒力。

    同じようにすべり症・分離症もイコール「痛み」ではありません。
    珍しいことではなく自分にすべりや分離があるとは知らずに痛みもなく生活している方も多いとのこと。
    日常生活はもちろんスポーツも問題なしです。ちなみに元横綱朝青竜は分離症でした。
    それも確か腰痛があって分離が発覚したのではなく、別件でたまたま判明したとかじゃなかったでしょうか。
    ちなみにすべりの程度でいえば、私よりも主人の腰椎5番の方が大きく滑っています。
    それなのにあまり腰痛を感じていないようです。
    痛みのある我々にはなんとも不公平!という気がしてしまいますが、仕方ないですね・・・。

    まぁつまり、ヘルニアにしてもすべりにしても痛みの原因を100%そのせいに出来るかというとそうではないということです。

    A先生によれば、
    「腰痛があって病院に行った時、レントゲンやMRIを撮れば映ってしまうからヘルニアやすべりのせいになってしまう。でも必ずしもそうではないし、あなたが今後どういう病院にかかるかはとても大切ですよ。」

    「すべりを見て分離している骨を切除するとか、金具で固定しましょうという先生も多いかもしれない。
    でも本当に必要なのかよく考えてからにした方が良いと思いますよ」

    「腰痛はあるかもしれないけど、今後すべりの悪化に関してはあまり考えなくても大丈夫かも。」

    との事でした。

    自分のMRI画像を見ながらオソロシイ手術内容の話を聞いて、一瞬暗ーい気持ちになりましたがでも先に書いたように今回の痛みはヘルニアによるもので、まずは投薬で経過観察だし消失しなくても何故か痛みが消える事もあるし。

    ・・・・と、全力で自分に言い聞かせつつ処方された鎮痛剤を握りしめて帰宅の途につきました。


    ******************************************************************** 

    このA病院のA先生の診断。
    「悪さをしているのはヘルニアが当たってるS1神経」、最初にこのお話を聞いておくことができて本当に良かったと今でも思います。(詳しくはまた後日デス。)

    自分の痛みの原因はすべりなのかヘルニアなのか。
    もしヘルニアだけが悪さをしているのに、画像ですべりが確認されたばっかりに「これは固定手術をしないとダメですね」と言われてしまったら。
    もしかしたらその時点では必要のない手術で体に不自然な処置をしてしまうことにもなりかねないのではないでしょうか。

    手術をしても何割かの方には痛みや痺れが残るそうです。100%完治ではありません。

    ヘルニアもすべりも手術方法はいくつか種類がありますが、なんにしても切ってしまえばメスを入れる前の状態には戻せません。
    とにかく耐え難い痛みでどうにもならない、手術してでも今すぐ解放して欲しいという方はそれがその方にとっての納得した選択だと思います。

    要は、今の状況と手術後に想定される事を十分納得して手術に進むのであれば術後に「思っていたのと違う」とか「こんなはずでは・・・」となりにくいのではと思うのです。
    この十分納得して、という気持ちになるためにはとにかく主治医に細かくどんなことでも質問して教えてもらって自分でも調べて・・・が必要ではないでしょうか。
    ちなみにA先生の診察は毎回30分~40分以上でした。
    診察室を出てから、次に待っている方に「スミマセン!」と思いつつ毎回じっくりと向き合って全ての不安をクリアにしてくれたA先生には本当に感謝です。

    お医者さんがどんな方針の先生かは事前にはなかなか判断がつかないし何を調べたらいいのか分からない、痛みが出てからでは本屋さんで立ち読みもキツイ、PCの前に長時間座ってらいられないよー!

    ということもありますよね。私もそうでした。

    出来れば痛みが酷くなったりヘルニアを併発する前に、お医者さんが個人向けに出版している本などいくつか読んでみる、その中に納得出来る方針の先生がいれば、ネットで名前を検索してみるとHPがあったりします。
    口コミも読めますし、遠くない距離であれば診てもらう事もできます。
    さらにその先生が属している会の名前なんかも分かりますのでそこから自分の居住地に近い先生を探し出す、という事も可能かなと感じました。

    腰の手術ってそのぐらいしても良いほど、とても大事なものだと私は思います。
    (といいつつ、自分は何も考えずに病院選びをしましたが・・・反省。)
    「手術をしたのに痛みが残った」
    TVやネットでそんな相談をあちこちで目にするたびに辛いだろうなぁ、と思います。

    お医者様によると手術をするかどうかの判断基準として、

    ・筋力低下、麻痺がおきているか
    ・排尿排便障害があるか

    この二つがあるそうです。
    私はまだこのレベルではなかったので、手術は最後の最後、ラストの選択肢にしたいとA先生に伝えました。

    ここから数か月、「鎮痛剤で痛みを押さえつつ回復に期待する」という生活が始まりますが、残念ながら私のヘルニアは消えてくれる事はありませんでした。とほほ。

    次回へ続く。




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    ヘルニア体験記(L5/S1)① ~痛み始めと診察まで
    ★記事の前に★
    これはあくまでも私自身の経験による、ヘルニア・すべり症に対する考えです。
     
     どういったお医者さんにかかるか
     どんな手術方法を選択するか
     どこの病院に行くか
     いつの時点で手術を決断するか
     
    これらの正解はもちろん一つではありません。

    同じすべり症といっても、手術を受ける年代によって
    どの手術方法がベストなのかも違ってくるようです。

    その人の考え方によって選択肢は様々だと思いますので
    あくまでも、一つの体験談としてお読みください。

    「この手術方法がいいよ!」という記事ではありませんので、どうぞご了承くださいね。

    ******************************************************************** 


    8ヶ月ほど前のある日、朝起きるとお尻から右足にかけて痛みを感じました。

    特にお尻の中の方から太ももの裏側にかけてが痛く、

    「いつもの坐骨神経痛かな」
    「ちょっと疲れが溜まってるから、また腰に負担がかかったかな」

    もともと腰椎5番のすべり症で腰痛持ちだったので、その程度に考えました。

    ただいつもの腰痛であれば

    左側の腰や仙腸関節付近が痛いはずなのに今回は右側。
    しかも腰は全然痛くなくて、もっと下の方のお尻や足が痛い、

    という違いが少し気になりました。


    慢性腰痛でも負担がかかり過ぎて時間が経ってしまうと、
    逆に今度は反対側に痛みを感じる方はいらっしゃると思います。
    私もそれは一つの目安だったので、「あぁ酷くしちゃったのかな」程度に
    思ってしまいました。

    すべり症の痛みとは高校生からの長いお付き合いです。
    酷い痛みがない時期でも、腰が張ったり慢性的に痛いのはもう当たり前。
    今では均整師でもありますので、上手く自分で解消する方法も少しは身についています。

    でもだからこそ私も
    「また痛いなぁ。ちょっといつもより痛いけど。ま、そのうち良くなるかな」ぐらいで、
    この時点でまさか自分がヘルニアになっているとは思いませんでした。

    過去にヘルニアの経験があるお客様から、クシャミをした拍子にとか、
    転びかけたお子様を咄嗟に支えた拍子にとか聞いていたのですが
    そういった「あ!やっちゃった!」というような事柄も記憶になかったのです。

    昔は痛みが酷くなると病院で診てもらう事もあったのですが
    せいぜいレントゲンを撮って湿布が出る程度。
    病院に行ってもあんまり・・・という頭があったので、激烈な痛みでない以上
    様子をみるのが当たり前になっていました。

    多分、自分に腰痛があってすべり症と分かっている方は皆さん同じかもしれません。
    何かしら痛みと上手くお付き合いする方法はよく分かってらっしゃるのでは・・・?


    「なんで改善しないのかなー」と気になりつつもまだ日常生活が
    制限される程ではなかったので、しばらく毎日自分で腰を緩めたりストレッチをしてみたり、
    均整師の主人に調整してもらうのですがなかなか嫌な痛みは改善しません。

    その頃ある日、鏡で自分の姿勢を見てみると上半身がやや前傾しています。
    横から見た時に「く」の字になっているんですね。まっすぐ体を伸ばせない。

    痛みも消えるどころか、日を追うごとに右足に体重がかかるのがだんだん辛くなり、
    立っている時には右足だけ少し曲げ気味に、歩行時は軽く足を引きながらでないと
    歩けなくなっていきました。
    そして更に痛みが酷くなると、しばらく歩き続けた時に強烈な痛みが
    お尻からくるぶしまで出るようになりました。

    「間歇跛行(かんけつはこう)」という状態です。
    お尻から足の中の筋肉がギューーーーっと収縮したような、引き攣れたような。
    痛みに耐えかねて、しばらく立ち止まったりしゃがんだりすると
    また楽になって歩けるようになりますが
    また数100mほど歩くとギューーーーー!!!の繰り返し・・・

    そんな自分の姿を見て「何か変だぞ・・・?」とようやく思い始めつつ、
    一番怖かったのはすべりによる脊柱管狭窄症という診断でした。

    もし、どうしようもない状態まですべりが進行していたとしたら。
    手術は避けられないのではないか。コワイ、切るのは本当にコワイ・・・。

    今まで体のどこの部分にもメスを入れたことがなく、知らない事に対する
    恐怖感も相当なものでしたが何より職業柄、切る事への抵抗感がかなりありました。


    ちなみにこの段階でもまだ、ヘルニアではないんじゃないか?と思っています(^^;
    なぜなら、

    ・間歇跛行
    ・体を前に屈めると痛みが楽になる

    これは脊柱管狭窄症に特徴的な症状です。
    まさにこの2つの特徴通り・・・

    それに対して、ヘルニアの場合は「腰を反らせると痛みが軽くなる」
    とそれまでの知識で思っていました。
    神経を圧迫しているヘルニアから反る事で逃げるカタチになるからですね。
    脊柱管狭窄症とは逆です。

    確かに一部のヘルニアでは反らせる事で楽になる場合もあるのかもしれません。
    でも今考えると全てのヘルニアに当てはめることが出来ないんですね。
    今回自分がヘルニアになって、知識が浅かったなと思いました。


    脊柱管狭窄症には色々な要因がありますが、何らかの原因で
    「神経の通る脊柱管が狭くなって神経を圧迫している」状態です。

    よく聞かれるのは加齢による椎骨の変形、他にも脊柱管の中の靭帯が肥厚したり、
    神経に腫瘍が出来たり・・・
    すべり症も骨が前に滑っている事で脊柱管のスペースを狭くしている状態です。

    私の場合は、常に前屈みになっている姿勢と間歇跛行があることで
    「滑りが進行して脊柱管が狭くなって神経を圧迫している」のかもしれない、
    と想像しました。


    ですが。


    考えてみれば、ヘルニアも飛び出た部分が脊柱管のスペースを狭くして神経を
    圧迫している訳ですから脊柱管狭窄症の中の一つでもあります。

    後々病院で診察を受けて色々教えて頂いたのですが、ヘルニアもすべりも似たような症状を
    起こすので状態だけで判断するのは難しいという事でした。

    当然画像診断が必要であり、発症から2ヶ月ほどしてやっと病院に行き
    MRIを撮ってヘルニアと診断されるのですが、
    私の場合もっと早く行っていたとしても、その後の結果にはあまり大差なかったかな、と思っています。


    その理由は・・・・・・次回へ続く。



    近況報告です
    おひさしぶりです。

    前回このブログに記事をUPしたのは2013年の2月。
    本当にしばらくぶりの更新となってしまいました。


    こちらのブログを少しお休みしている間に・・・

    引越・結婚・腰部ヘルニア・入院・手術、と色々ありました。

    ここがストップしてしまった原因は引越&結婚関係ないですね(^^;
    自分がヘルニアになってしまい、痛みに苦しんでおりました。とほほ。


    みわ身体均整院自体の営業はギリギリまで続けておりましたが
    ここ数ヶ月、入院のためにお休みを頂いてしまいました。

    定期的にみせて頂いていたお客様、また治療中に新規でお問い合わせを頂いた
    お客様にはご迷惑をお掛けし本当に申し訳ありませんでした。



    ヘルニアの手術自体は無事に終わり術後の経過も良好なのですが、
    現在はまだ退院して日も浅く地道に毎日リハビリをしている状態です。

    痛みが出始めてから最終的に手術を決断するまで約8か月余り。
    入院までの2ヶ月ぐらいはほぼ寝たきり状態だったため、
    筋力低下・体力低下が著しく日常生活に戻れたとはいえ、少しの距離を
    歩いたりちょっとした家事をするのもやっとこさです。

    なかなか完全復活とは言い難いため、施術自体はもう少しお時間を
    頂ければと考えています。

    「○○さんどうしてらっしゃるかな・・・」「□□さん痛み出てないかな」、と
    気持ちは焦っているのですがまずは自分がしっかりと回復して
    きちんと施術のできる状態にならなければ、またご迷惑をかけてしまいます。

    大変心苦しいのですが、何卒ご理解頂ければと思っております。

    また今後の目処が立ちましたら、ここでお知らせしたいと思っています。

    ********************************************************************

    しかし。
    久しぶりにブログを書くというこれもまた脳ミソのリハビリ。。。

    こちらも体のリハビリ同様、しばらくぶりだと大変ですね。
    文章を考えるのにとても時間がかかっています・・・

    読みにくい部分もあるかと思いますが誰かの何かの参考の一つになればと思い、
    まだ記憶が新しいうちに今回の手術に至るまでのあれこれを残しておきたいと思いました。



    特に「すべり症+ヘルニア」とセットで診断され手術内容に迷っている方、
    痛みと不安の中で保存療法か手術なのかを悩む方のお目に留まる事があれば嬉しいです。

    ヘルニアだけの手術体験談は数多く見つける事ができたのですが、
    自分と同じ「すべり症+ヘルニア」の方の記事は目にすることがありませんでした。


    しかししかし!


    すべりもヘルニアも両方ある方、どういった手術を選択するかはとても大事です。

    今ある痛みが無くなればもう問題なし♪ ・・・・・と、簡単ではないと思います。

    すべりは今後も永く、仲良くお付き合いしなければならないモノですので。

    どういった手術方法を選択するかは、どうぞよーくよーく考えて
    本当に納得されてからが良いのではないかと、今回の経験から感じました。

    ********************************************************************

    これはあくまでも、すべり症を持っている私自身の個人的な考えです。
     
     どういったお医者さんにかかるか
     どんな手術方法を選択するか
     どこの病院に行くか
     いつの時点で手術を決断するか
     
    これらの正解はもちろん一つではありません。

    同じすべり症といっても、手術を受ける年代によって
    どの手術方法がベストなのかも違ってくるようです。

    その人の考え方によって選択肢は様々だと思いますので
    あくまでも、一つの体験談としてお読みください。

    「この手術方法がいいよ!」という記事ではありませんので、どうぞご了承くださいね。
     

    ********************************************************************

    ヘルニア・すべり症、これらの疾患自体は特に珍しいものではなく、
    ネットで検索すると症状や原因に関するサイト・手術体験記は沢山あります。
    私も自分がヘルニアと診断されてから沢山の方の体験記を読み漁りました。

    もちろん個人差があるので様々なケースがありますが、
    「痛くなり始めてから手術をして回復した」という方の大まかな流れでは、
    みなさん似たような感じなのかなという印象です。

    つまり、

    ①診断される
    ②まずは投薬のみで保存療法
    ③状況が改善されず、痛みの増幅に伴って薬を増やす
    ④ブロック注射を試みる
    ⑤注射で改善せず、痛みは悪化してだんだんと日常生活が困難に。横になる時間が長くなる。
    ⑥「手術」の二文字が頭をよぎる・・・(笑)
    ⑦入院・手術
    ⑧軽快

    こんな感じでしょうか。ちなみに私もざっくり言うとこの流れです。

    それが人によって、

    ②の保存療法にどのくらいの期間をかけるのか
    ④の注射は何を選択するのか(種類がいろいろある、やらない人も)
    ⑦でどんな手術内容を選択するか

    などで違いが出てくるんですね。
    ですが手術までいく方の大まかな流れに関して言えば、上記の様になるようです。

    *ちなみにヘルニア患者のうち実際に手術をするケースは全体の10%程度と言われているそうです。
     殆どの方が切らずに安静加療で軽快するということですね。
     

    ヘルニアの発生部位によって、痛みの出る範囲も異なります。
    腰痛なのか下肢痛なのか、お尻だけなのかとか。
    痺れがある・ない、とか。

    私の場合はL5/S1のヘルニア、そしてもともと持っていた「すべり症」のせいで
    通常のヘルニアだけの場合より少しやっかいな事になりました。


    長くなりましたので今日はこの辺で・・・

    次回から数回に分けて、上記の「①診断→⑧軽快」までをUPしていこうと思います。
    ぼちぼちの更新になりますが、宜しければお付き合いください(^^)



    2月も終わり。冬から春へ。


    2月も残すところあと2日。
    「もう3月は目の前なのに、いつまでも寒さがキビシイな~。。。」

    冷たい風に吹かれつつ、そう思いながら出張でお宅を訪問すると、
    お部屋には素晴らしいお雛様が。
    ポカポカに温められた空気とあいまって、お部屋の中はまさに「春到来!」という感じでした。

    お客様は83歳なので、という事はこのお雛様も80歳以上!
    「今のお雛様と違って可愛らしかったりカラフルではないでしょ」と仰ってましたが、
    いえいえとんでもない。

    少し落ち着いた色合いや調度品が、とっても深い味わい。
    歳月を重ねて大切にされてきたんだな、という事がギューッと伝わってくる素晴らしいお雛様でした。

    立春もとうに過ぎ、暦の上ではもう春。
    お雛様が飾られたり、お庭には梅の咲いているお宅もあるし、日が長くなったのは実感するし。
    確実に春が近づいているのは分かるのですが、今年はどうしてこんなに寒いのでしょう・・・

    寒さのせいで体もキューッと縮まるからか、背中の張りや肩こり、足がつる、といったお悩みがまだまだ聞かれます。
    と同時に、偏頭痛やのぼせ、花粉症などアレルギー関係のお悩みや、「無性にイライラする」といったお悩みをあげるお客様も。
    冬の寒さ・春の緩みによる体の不調が混在している時期かもしれません。

    季節の変わり目は体の変わり目でもあります。
    新しい季節に対応するべく体はシフトチェンジするわけですが、その時それなりの揺さぶりが発生するんですね。
    体は人それぞれですから、人によって程度の差があるのは当然のこと。
    もともとのお体の状態に加え、日々のケア(一つ前の季節をどう過ごしたか)、食事、睡眠、お仕事、考え事etc・・・
    色々な事が多角的に作用するでしょう。

    ちなみに季節の変わり目だけではないですが、均整師は上記の「etc・・・」を頭に置きながらお客様の体の歪みやアンバランスに注目して施術します。
    「この不調、何か関係あるのかな」と思われた時には、お近くの均整院でぜひご相談してみてくださいね。

    奥が深いけどシンプル?/均整法の体型調整
    私が卒業した「身体均整法学園」のお話です。

    私の体の悪いクセ・・・というか、時々現れるやっかいな痛み。
    たまーに、尾骨がピリピリと痛くなります。

    尾骨はお尻の真ん中、しっぽのトコですね。
    激痛とか座っていられない程痛い、という訳ではないのですが
    なぜかふと気が付くとジンジンピリピリ痛くなったり、またある日気が付くと消えていて
    「あれ?」と思ったり。

    数日前の夜、就寝しようとお布団に入ってから、久しぶりに「ありゃ?痛いかも。」

    自分で出来る均整法、しかも今、このお布団の中で。
    何があるかなーとぼんやりテレビを見ながら考えて、とりあえず「百会」を優しくなでなで。。。

    「ぃぃぃいいっったーーーぃ!!!」

    思った通り、というか予想以上に痛い~。
    尾骨よりこっちの方がよっぽど痛い。

    「百会(ひゃくえ)」は頭の真ん中辺りにあるツボ。


    「頭から背骨(脊柱)」体の真ん中を通る一本のラインでみた時に、
    尾骨はラインの終わり。百会はラインの始まり。
    場所は一番離れているのですが、均整法では「相関(そうかん)」という考え方に基づいて
    互いに関連があるとします。

    痛いなぁ~と思いつつコシコシしながら、3年前「身体均整法学園」の入学説明会に行った時の事を思い出しました。

    均整法を勉強してみたいという気持ちはあったものの、入学申し込みをするか、しないか。
    既に八割方、気持ちは入学に傾いていたのですが、それなりの授業料もあるしやっぱり資料だけでなくきちんと学園に行って説明を聞いてからにしようと説明会に参加しました。

    池袋、身体均整法学園の畳の教室。初めての場所でドキドキしていると、
    現れたのは二人の先生。
    カリキュラムの説明の後、「施術体験」の時間がありました。

    「何かお悩みありますか?」と聞かれたので、

    「お尻のしっぽの骨が3カ月ぐらいずっと痛いんです。」と。
    3年前のその時も痛かったんですね。体調のよくない時期でもあって今よりもっと痛くて
    3カ月以上も続いていました。
    説明の最中にもジンジンと痛くて、座面に当たらないようにお尻をちょっと浮かせて聞いていました。

    キレイな銀髪にお肌ぴかぴかの男性の先生。
    「あ、そう。」といって、立っている私の姿勢を観察した後、「仰向けで寝てください。」

    どんな事するんだろ~ぅ♪・・・・・・とワクワクしていると、右足の4番目の指を軽くつまんだだけ。

    そのままじーっとしている先生を見つつ、「え?もう始まってるの?」と頭の中ははてなマークでいっぱいに。

    でもでもでも、不思議な事にしっぽの痛みが薄らいだような。気のせい?
    いやいやまさかね・・・。3カ月も痛かったしさ。

    その後、私の他にも来ていた参加者の方の「施術体験」を見学してから
    数分後再び席に戻りさっきの椅子に座ってみると、なんと痛みは消えていました。

    あまりにあっけなくて、キツネにつままれた様にぽわーん。
    感動!!!均整法スゴイ!!!・・・・・というよりは、何がどうなって何が起きたのか。
    自分でどう整理したら良いのか分からず、ほんとにただ「ぽかーーーん」という感じで帰り道につきました。

    「内臓操縦法」の講師をされていたその先生とは入学後、授業の時に再びお話することができました。
    説明会の時に受けた施術が忘れられず、内容を詳しく聞きたくて仕方なかった私が
    「あの時、足の指で何をしてくださったんですか?」と鼻息荒く伺うと、
    「体型調整だよー。」とただニコニコするだけ。

    身体均整法の基本は「体型調整」です。
    ひとつひとつの痛みや悩みに捉われず、体型のアンバランスを整えること。
    (もちろんそれだけではないですが、基本的には。)
    姿勢や重心のアンバランス、その行き過ぎたものが体に不調をもたらすと考え、
    それらを整えることで様々な不調に対応していきます。

    きっとあの説明会の時も、その先生は私の「体型調整」をシンプルにしてくれただけなのかもしれません。
    ともすると、未熟な私は
    「○○をこうすれば、ここの痛みに効く?」とか手っ取り早い方法に気が惹かれがちですが
    そんな時しばしば、あの日の事を思い出します。

    学園で様々な均整法の手技を学び、少しは知識が増えた今となってみると
    デルマトーム?足を何番に角度取ってたっけ。
    いや、、、D10で消化器型調整?胆経だったな、触り方は抑制じゃなくて鼓舞っぽかったから・・・
    とごちゃごちゃ推測してみたりするのですが、いずれにしても行きつく先は「体型調整」。
    アプローチの仕方が様々あるだけで、結局は体型を整えています。
    なので、痛みのある部分そのものに触らず、違う部分を整えて不調を改善する事も可能なのです。

    ですから私が自分で行った「百会」の調整も、数ある均整法のバリエーションの中のほんの一つ。体型調整の一つです。(自分では前後型調整と思ってますが。)
    コスコスしているうちにすこーしずつ楽になり、翌朝起きると痛みはなくなってました。

    シンプルでありながら、手技のバリエーションに富んだ均整法。
    奥が深くて難しいけれど、とても楽しいです。

    身体均整法学園のHPはコチラをどうぞ→ 東京 池袋「身体均整法学園」
    受講生を募集中です。4月からの受講にもまだ間に合いますよ☆



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